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【やる気が出ない理由はあなたのせいじゃない】 「行動できる自分」になる方法

あっきゃん
あっきゃん
「やらなきゃって思ってるのに、行動できない」
「また進まなかった…」

仕事やスキルアップのための学習、お家のことなど、こなしたいタスクは増えるばかりで、思うように行動できないまま、夕方、もうこんな時間!?と全然進まなかったと落ち込む。

明日はこれを終わらせるんだ!と意気込んだのに、始めるのにエンジンがかからないと結局進まない。

毎日、コツコツ勉強するんだと思って、新たに学び始めたのに、始めたときの熱量が続かず、気づいたら後回しにしてできないまま1日が終わった。

そんなときに「自分がダメなんだ」と思って、凹むことありませんか?

こんな人に見てもらいたい
・頑張りたいのに、動けない
・モチベーションが続かない
・結局また三日坊主だった…

そうしたことが何度か経験のある方、「自分が悪い」で片付けないでください。実は、その現象、人間の持っている性質が働いて起こっているので、変えることができます!

今回は頑張りたいのに、頑張れない理由と継続できる自分になるためにおすすめの行動についてお伝えしたいと思います。

やる気が出ないのは、意志が弱いからじゃない

やる気がでないのは自分の意志が弱いからだと責めていませんか?

やることの計画を立てたのにできなかったときや、始めるのに時間がかかって思うように捗らないなど、その原因は、意志が弱いからではなく、人間の自然な性質によるものだということをお伝えしたいです。

そのために、人間の自然な性質、生存本能に基づく「現状維持をしようとする性質」が大きく関係します。これは「ホメオスタシス」と呼ばれます。

人間の性質は、生きることを最優先にします。そのため、現状、「生きられている状態」に対して、その状態を保とうとするのです。そのため、今までやっていなかった、新しいことを始めようとすることで、その急激な変化が「現在生きられている状況」が変わる=危険な状態と錯覚してしまうんです。

「生きるために必要ないよ、今の状態でいいよ」

と、変わることを嫌がり、その変化を止めようとして、抵抗を感じさせてしまうんです。

つまり、
・何か新しく始めて、最初はやる気があるのに、モチベーションが続かない
・やらなきゃいけないとわかってるのに、なかなかはじめられない

これらは人間の「元に戻ろうとする力(現状維持の性質)」が働いているから。なので、

「自分は意志が弱くてできないんだ」
「自分はダメダメだ…」
「こんなにやりたくないってことは、本当はやりたくないことなんだ!」

と思うのは、ちょっと待ってください。

その状態は、正常な状態なんです。逆に返せば、「やりたくない」「めんどくさい」この気持ちは、新しいことに挑戦しよう、変わろうと思っている印

では、どうすればその状態を脱せるか。それは、その現状維持の性質を利用することです。うまく性質をコントロールすることで、「変化に抵抗する」気持ちを、「変化することが当たり前」に変わります。人間の性質は“敵”ではなく“味方”なんです。

現状維持の性質を味方にする方法

新しいことや行動したいのに、「やる気が続かない、動けない状態」が人間の性質として、では、どうすれば行動できるようになるか。

これは、ホメオスタシスに「変化する(行動する)ことが普通にする必要があります。そのためのファーストステップを3つ紹介します。

①小さな成功体験を積む

まずは確実に達成できる小さな目標を立てて、必ずやる

寝る前に、明日必ず達成できる自分自身との約束を立ててください。これは、
・朝起きたらストレッチをする
・パソコンを開いてメールをチェックする
・歯磨きの際にスクワットをする

といったものかで大丈夫です。大事なのは必ず達成すること

小さな目標を達成することで自信が生まれることに繋がります

逆に、自分が決めた約束を守れないことで、自己肯定感は徐々に下がるので、はじめは背伸びをせずに必ずできることから設定するのがポイントです。

そして、慣れてきたら徐々に、自分の達成したい目標に関係するものにするものや、大きな挑戦に取り組むと、目標達成が加速するのでおすすめです!

例えば、毎日学習動画を聞く、SNSの投稿で学びをアウトプットするなど。

②行動のスイッチを作る

「やりたくなってからやる」にしてしまうとこれまでの二の舞になってしまいます。ですので、食べたら歯磨きをすると同じ感覚や時間を決めて、動くことを意識してみてください。

・朝食を食べたら今日のタスクやカレンダーを確認する
・11時にメールチェックをする
・21時から重めのタスクをする

など。はじめは、その行動をやるという意識と、簡単なことから。そうするとだんだんとやらないと気持ち悪くなる、時間になると、その行動を取りたくなるようになります。

③習慣化の期間を知る

こうした習慣化には、人によっても異なりますが、3ヶ月で定着すると言われています。

3日目:まず一つ目の壁

ホメオスタシスが「やめておけ」って訴えてきて、つまづきやすいところです。ここを越えるためには、

・「あ、ホメオスタシスきた!」と当たり前なことだと思うこと。
・なんで自分は続けているのか、目標を振り返る
・とりあえず5分でも進める

知り合いは、目標をスマホの壁紙にしていました。いやでも見るとのことで、私もまねてみました。

1週間目:言い訳を並べてはじめる

3日を越えると次は、他のやることを理由に後回しにしたり、「1日くらいやらなくてもいいかな…」「これは私が本当にやりたいことではなかったんじゃないか」と思い始めます。

対策として、
・時間でアラームをかける
・タスクであれば、あらかじめ締切としてクライアントさんにお伝えしてやらざるを得ないようにする
・家族や友達、仕事仲間に伝えてやらざるを得ない状況を作る
(集中する時間をあらかじめ伝えて、協力を得る。進捗報告の時間を決めて報告し合うなど)

が実際やってみて、効果がありました。

3週間目〜2ヶ月:周りと比べ自己肯定感が下がる人

人の成長は、時間と比例して直線ではありません。

やっていることに対して、行動がうまく進まないことや成果がでないことに自信をなくしたり、周りと比べて、自己肯定感が下がり、やる気をなくす人がでてくる期間。しかし、習慣化と効果が出てくるまであと一歩!踏ん張りどころです。

この壁を越えるのにおすすめは「ご褒美」もしくは「ペナルティ」設定

ご褒美設定
・3つタスクが終わったら、タピオカを飲む
・この時間にこのタスクを1ヶ月続けたら、ご褒美ランチ
・この目標を達成したら家族とお出かけ
など

ペナルティ設定
・この期間までにこの目標を達成しなかったら、大切にしているコレクションを売る
など。
ここは、「まぁ達成しなくてもいいか」と軽いものや
「今どうするか迷っていることの判断材料」(例えば、うまくいかなかったらずっと伸ばしていた髪を切ろうなど)ではなく、絶対やりたくないことにするのがポイント。それを公言しておくと、効果倍増です。

そうして「やらないと気持ち悪い」に変わってきます。

行動できることで得られる未来

行動するために、「行動できるよう変化する」方法をお伝えしましたが、「変わることが当たり前」になることは成功することに繋がります。

①成功者する人になる

成功している人は、常に変化する世の中の流れとともに変わっていきます。変わらなければ、今の状態のまま、もしくは状況は悪化していくことも多いです。だからこそ、新しいことに挑戦する行動と身につけるために継続する必要があります。

②積み重ねられる人は信頼できる

継続し、積み重ねていくことで、自分への自信とともに、周りの信頼も積み上がっていきます。積み重ねられる人は信頼できます。

③スキルや経験は何度も実践して身に付く

ただみただけ、ちょっとやってみただけでスキルが身についたり成功できる人は天才です。継続して行動していくことで成果につながっていきます。

④満足度をあげるためにの考え方ができる

ビジネスをしていく上で、相手に満足してもらう必要があります。満足することでリピート(継続案件)につながってきますが、満足してもらうためにも、成果や結果がでるために継続してもらうことが必要なことがほとんどだと思います。

例えば、ダイエットが1回で1日でで5kg痩せたなど

そのときに、人はどういう原理で継続できるかの原理原則を理解することで、どんなサポートや行動が必要なのかを考えて提供することができます。

そのためにも、まずどうすれば継続できるかを自分で体験、知ることができれば、仕事にも活かすことができるようになるんです。

おわりに

変わりたいのにできないのは自分が悪いからじゃない

それは、「今の自分を守ろうとする「人間の自然な反応」なんです。だからこそ、「挑戦しよう」「変わりたい」と思った自分の気持ちを大事にして欲しいです。

今回お伝えしたように。「続かない」「行動できない」理由と、行動するコツを知って、行動していくことで、自分を責めずに、前に進むきっかけになったら嬉しく思います。

そして、それができたら、「自分えらい!」としっかり褒めてあげることも忘れずに。本当に叶えたい未来を叶えるために、まずはどんどん手を動かし行動していきましょう。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
また次の記事でもお会いできるのを楽しみにしています。