「再生数を増やすためには、どうすればいいんだろう…？」
クライアント様から相談されたとき、うまく答えられなかったり、自分で動画を作る中で「伸びないな…」と悩んだ経験はありませんか？
そんなときにぜひ身につけたいスキルのひとつが「SEO」です。
SEO：検索した時に表示されやすくなる対策（詳しくは後述します）
でも、正直「SEO」って聞くと…
と感じる方もいるかもしれません。しかし、SEOを意識し、活用することができると、作った動画がより多くの人に届き、クライアント様の目標達成（集客、売り上げ向上など）にもつながります。
今回は、SEOを学ぶことがなぜ、動画を伸ばすために必要で、クライアント様に選ばれるかについて書いていきます。
- 動画編集者として、もっとクライアント様の力になりたい
- ただの動画作業ではなく、価値を提供できるスキルを身につけたい
- 届けたい視聴者に届く動画を作れるようになりたい
そのように思うっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
動画編集にSEOって必要な理由
動画編集者もSEOを学ぶ理由は？
まず、動画編集者もSEOを学ぶ必要性についてです。その前提として、クライアント様が動画を作る目的として求めているのは、単に「動画を作ること」ではなく、「動画を通じた成果（集客・売上・認知拡大など）」です。
どんなにクオリティの高い動画を作っても、ターゲットに届かなければ意味がありません。そこで 「SEOの知識」 があることで、届く確率がぐんと上がります。
もし、動画編集者がSEOの知識を持っていれば、
「より検索されやすいよう説明欄にこのキーワードを入れてはどうでしょうか？」
といった、動画を見つけてもらいやすくする改善の提案ができるようになり、成果を向上させるサポートができます。
さらに、SEOの視点を持つことで、より動画を見られやすくするための企画出しや台本作成にも活かせるため、「戦略的に動画を作れる編集者」として活躍できるようになります。
そうすることで、クライアント様への信頼を得られ、「次もお願いしたい」と思ってもらいやすくなり、単価アップにもつながります。
と思うかもしれません。実際、指示通りに編集するだけの案件では、クライアント様と直接やりとりする機会も少ないですよね。
しかし、ディレクターさんにとって「一緒に考えてくれる人」は、多くの考えや視点を得ることができて、頼れる相手になります。
視聴者の目に留まりやすいサムネイルの工夫や検索流入が増える可能性のあるキーワード選定などができる編集者は、「お、この人わかってる！」「またお願いしたいな」と思ってもらいやすくなります。
結果として、クライアント様もディレクターさんからも「指示通り作るだけの作業者」ではなく、「成果を生み出せる編集者」として価値を感じてもらえるようになれます。
SEOを理解している動画編集者ができること
- 「視聴されやすい動画」を考えられるようになる
（SEOを活かし、ターゲットに届く動画設計ができる）
- クライアントに提案ができる
（動画の目的に沿った施策を考え、成果に繋がるサポートができる）
- 成果に向けてともに考えられる編集者として信頼され、継続的な依頼につながる
（頼れる存在として評価され、より良い条件で仕事を任させてもらいやすくなる）
SEOを活かしてクライアントに貢献できる編集者になれば、自分の価値が高まり、単価アップや案件の幅を広げることにも繋がります。
SEOって何？
SEO（Search Engine Optimization）とは
GoogleやYahoo!の検索で上位表示（ページの上の方に表示）されるための対策のことをいいます。
検索されて、ページのはじめに表示ことことで、検索したユーザーに見られる機会も増えることになります。
一般的に言われるSEOは、Webサイトやブログで使うイメージが多いと思いますが、動画にもSEOが関係してきます。
どんなときに使う？
動画編集にSEOが必要なのは、動画をより多くの人に見てもらうために、検索されやすくなる工夫が必要だからです。
例えば、Googleで検索した際に、YouTubeなどの動画が検索結果に載ったり、YouTube内の関連動画に表示されやすくするためには、主に下記の要素を入れていく必要があります。
・タイトルやサムネイル
（内容にあっている、視聴者が知りたい内容を含む、興味を引くものなど）
・説明文（概要欄）
（内容の要約）
これらに適切なキーワードや要約を入れることで、動画の内容が認識され、検索された時に表示されやすくなり、その結果、より多くの人に動画をみてもらうことにつながります。
おわりに
今回の記事では、動画編集でSEOを意識するべき理由をお伝えしました。
実はこのテーマをまとめるきっかけは、ブログ執筆のためにSEOを学んでいるとき、「動画編集ってどこでSEOが関係してくるんだろう？」と疑問に思ったことでした。
もちろんSEOを知るだけで動画がバズるわけではないけれど、「成果につながる動画」を作るための大事な要素のひとつであることは間違いないと感じています。
この記事を通して、「動画編集者にとってもSEOって必要なんだ！」と思ってもらえたら嬉しいです。
クライアント様が本当に求めているのは、ただの「綺麗な動画」ではなく、届けたい人に届いて、目的を叶えられる動画。だからこそ、SEOを理解している編集者は「ただの作業者」ではなく、目標達成に貢献できる「選ばれる人」になれると思っています。
「この人に任せたら、もっと結果が出そう！」と思ってもらえれば、「今後も一緒に働いていきたい」と思ってもらえたり、手放せない存在となって、継続的な依頼や単価アップにも繋がります。
そしてなにより、「検索されやすい動画」「クリックされる動画」「再生回数が伸びる動画」が提案・制作できたら、かっこよくないですか？
今後の記事では、
「SEOをどう実践に活かしていくのか」
「実際に効果があったポイント」
「やってみたけど反応が薄かったこととその対策」
など、実際の経験談や具体的な工夫についてもご紹介したいと思います！
引き続き、「動画編集×マーケティング」について発信していきますので、ぜひチェックしてください！
